車イス利用者の避難訓練実施

8月26日（木）に緊急時に使用する階段対応車イスの使用訓練を実施しました。
火災や地震が発生した際にエレベーターが使用できなくなった場合、 階段対応車イスがあると、とても便利です。

階段対応車イスは2017年3月に購入し今年で4年目になります。導入前の避難訓練時は、車イスを利用している社員を介助する場合、介助者4人が社員の座っている車イスの前後左右を持ち上げて階段を降りていました。人数の確保や車いすを担ぎながら降りていく体勢が不安定になってしまうなどリスクを伴っていました。

この車イスを導入してからは1～2名で介助ができ、いざという時に、すぐに対応できるようになっています。この結果、防災避難訓練の避難完了時間も車イスの乗せ換えを含め、約1分短縮することができました。

• 防災避難訓練完了時間実績（50名）
• 導入前・・・6分20秒
• 導入後・・・5分12秒

この訓練は3ヶ月毎の自主訓練ですが、介助担当者は、皆が積極的に参加しています。
スムーズに介助できるように今後も継続していきます。