オンライン出前授業の取材を受けました！

　シャープが2020年7月1日から2021年3月31日までの期間限定で実施中のオンライン出前授業について2020年7月15日に読売新聞社様より取材を受けました。

　出前授業は、シャープの社会貢献活動として行っているキャリア教育支援活動※のひとつで、2010年より当時の聴覚支援学校校長会からの要望を受け開始し、来年10年目となる今では、その活動の輪を広め、全国の聴覚支援学校はもちろん特別支援学校、その他障がい者支援機関でも実施しております。大変ご好評をいただいており2012年から2019年で延べ11,910名の生徒様に受講いただいております。

　しかし、このコロナ禍による影響で、対面授業である出前授業が中止となるケースが増えたため「働く大切さ」を伝えたいシャープ特選工業社員のアイデアでオンライン（動画配信）の出前授業を開始することにいたしました。全国の聴覚支援学校校長会や教育庁に案内をしたところ、今年9月2日時点で問合せが56件、申し込みが49件ありました。

　取材を受けた社員らは、「障がい者の先輩として、社会に自信をもって出られるよう色々と学んでほしい」「自分達の気持ちを、オンライン授業を通じて伝えたい」との思いを持って、授業に取り組んでいます。現在、YouTubeで限定公開している授業は、「働く」ことの意味、「実習前の取り組み」の２つあり、聴覚支援学校向けには、手話付きも準備しています。社員らは教育のプロではありませんので、支援学校の先生方と協力し、質を高めていきたいと考えております。

　今後もシャープ特選工業は障がい者の就労の一助となるよう、各学校や団体との連携を深め、見学・実習生の受入、講演活動等の社会貢献活動を積極的に進めて参ります。

　※キャリア教育支援活動は、障がいのある人や子ども達に将来の就労の一助になるよう実施しております。「職場見学（来社型）」「職場体験実習（来社型）」と「出前授業（訪問型）」の合計3コースあり「出前授業（訪問型）」は、シャープ特選工業の障がいがある社員が、全国の聴覚支援学校や特別支援学校に出向き「働く大切さ」をテーマに出前授業を行う取り組みです

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